本当は恋がしたいだけ|「私なんて…」をやめられないアラフォーへ

「私なんて、どうせうまくいくはずがない」
「きっとまた同じ失敗を繰り返すんだろうな」
「もう恋愛なんて無理かも」

そんな風に思うこと、ありませんか?

SNSでは幸せそうな恋愛や、結婚・妊娠の報告が並び、婚活アプリではいいねの数に一喜一憂し、周りはどんどん“次のステージ”に進んでいるように見えて、自分だけが置いていかれているような感覚。

そしてふと、「私なんて、どうせ…」と心の中でつぶやいてしまう。

ありますよね。どれだけ前向きに頑張っていても、どこかで心がポキッと折れそうになる瞬間。

実は僕もそうなんです。「恋愛の神様」って呼んでもらったり、月に何千万円も稼いだり、たくさんのクライアントさんがいたり、家族とはめっちゃ仲良し──悩むことなんてなさそうに見えているかもしれませんが、僕だって弱気になることはあります。

でもね、そんなとき、僕は自分に問いかけるようにしています。

もう一人の自分
もう一人の自分

「その“どうせ無理”って、本音なの?」
「本当に、心の底からそう思ってる?」

「どうせ無理」は、本音じゃなくて“拗ね”

恋愛や婚活がうまくいかないと、「もういいや」ってなること、ありますよね。

頑張って出会いを探しても、LINEは続かないし、デートもなぜか盛り上がらない。

「私に魅力がないんだ」「やっぱりもう年齢的に無理なんだ」って、自分を責めたくなってしまう。

でもその言葉、よくよく感じてみると――ちょっと拗ねてるだけだったりするんですよね。

本当は幸せになりたいし、本当は恋愛したい。でも、今までうまくいかなかったことが悔しくて、悲しくて、苦しくて、だから拗ねちゃってるだけ。

「もういい」って突き放してるように見えて、心の奥では「本当は叶えたい」ってちゃんと思ってる。

その矛盾した気持ちを、自分自身がちゃんと見つめてあげること。それが、次の一歩を踏み出すための大事なステップになります。

何歳でも、どんな状況でも、恋愛は“今”から始めていい

よく聞かれます。

「もう40代なんですけど、恋愛ってできますか?」
「50歳でも出産って可能ですか?」
「バツイチでシングルマザーでも、愛されますか?」

答えは、すべてYESです。

年齢は、ただの生きてきた年数。恋愛をする上で、制限にはなりません。

確かに、20代の頃のような勢いはないかもしれません。だけど、経験を積んだからこそ築ける関係性があるのも事実です。

たとえば、50代で出産したいと本気で思っているなら、医学的なサポートを受けながら可能性を追うこともできます。

シングルマザーだからって、恋愛に不利なんてこともありません。むしろ、人生をちゃんと生きてきた証です。

「恋愛はこうでなきゃいけない」「結婚はこの年齢までにしなきゃ」そんなの、誰が決めたんでしょう?

あなたの人生はあなたのものです。他の誰のものでもありません。全部あなたが決めていいんです。誰かのルールに縛られて、自分の“本音”を抑え込む必要なんてないんです。

「ダサい私」も、ちゃんと認めてあげていい

「もう恋愛なんてしない」
「私なんかが愛されるわけがない」

そんな言葉を吐きながら、本当はすこしだけ、寂しかったりしませんか?

誰かに「頑張ってるね」って言ってほしい。
「大丈夫だよ」って、優しく抱きしめてほしい。
「そばにいるよ」って言ってくれる人が欲しい。

だけど、そんなことを望んでいる自分を「情けない」「かっこ悪い」って思ってしまったり…

でもね、その“ダサい私”を否定しないであげてください。

弱い自分を押さえ込んでいる時点で、あなたはもう強がるのをやめたがっているんです。自分の気持ちに正直になりたいって、心が叫んでいるんです。

かっこ悪いところも、情けないところも、ぜんぶ含めて“あなた”。そのあなたを、ちゃんと認めてあげるところから、恋はまた始まります。

「無理」って言う前に、「本当はどうしたい?」って聞いてみて

もし今、「私なんてどうせ…」と思っているとしたら、こう聞いてみてください。

「それって、本当の気持ち?」
「誰かの言葉に傷ついたから、拗ねてるだけじゃない?」
「私は本当はどうしたい?」

たとえば

「もう結婚しない」→本当はパートナーと一緒に生きたい

「恋愛なんて面倒くさい」→本当は誰かに愛されたい

「出産は無理」→本当は子どもを育てたい

その本音に素直になれた瞬間から、あなたの未来は少しずつ変わっていきます。

無理って決めつけるのは簡単。でも、“どうせ無理”の先に、本当の“叶えたい”が隠れている。

だったらまずは、その気持ちに寄り添ってあげることから始めてみませんか?

やってみよう。「拗ねた自分」と手をつなぐこと

あなたの中にいる「拗ねた自分」

「どうせ無理だもん」って口をとがらせて、すねて、ひねくれて、心を閉じてしまうような、ちょっと面倒な存在。

でもその子こそ、あなたの本音を隠し持ってる大事な大事な存在です。

だから、叱らないであげてください。
無理に変えようとしないでください。

ただ、「わかるよ」って言ってあげて、そっと隣に座って、手をつないであげてください。

「でも、それでも私、本当は幸せになりたいんだよね」って、そっとつぶやいてみてください。

それだけで、何かが少しずつ動き出します。

恋愛は、“その気になればいつだって始められる”

人は変われます。努力や根性なんていりません。まずはただ、“その気”になるだけでいい。

だから、「私なんてどうせ…」と思ってしまうことがあっても、大丈夫です。その気持ちも認めてあげてください。

でも、その奥にある本音に気づいてあげること。それが、恋愛をもう一度はじめる準備になるんです。

恋愛は、年齢や条件ではじまるものじゃありません。

「もう一度、愛されたい」
「今度こそ、ちゃんと向き合いたい」

そんな“本音”を、あなたがちゃんと受け止めた瞬間から始まります。そして、あなたにはそれを始める権利が、ちゃんとあります。

さあ、ダサくて、拗ねてて、ちょっとだけひねくれてる自分の手を取って、もう一度、恋に出会いに行きましょう。

あなたは、まだまだこれからです。

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