彼氏と価値観が合わない…それでも別れない方がいい理由

価値観の違いは、別れる理由じゃない。
むしろ楽しむもの。

「価値観が合わなかったんですよね」
別れた理由として、よく聞く言葉です。
でも僕、これにずっと違和感があるんです。

もちろん、「違いすぎて一緒にいられなかった」
という現実があるのもわかります。

でも本当にそれって、
“価値観が違った”ことが問題だったんでしょうか?

違いをどう受け止めて、どう付き合っていくか。
そこをスルーして「合わなかった」で片づけるのって、
もったいなくない?って思うんですよね。

うちは、真逆夫婦です。

僕と妻は、ほんっとうに真逆です。

妻は、丁寧でしっかり者。
計画を立てて、一つひとつ確実に進めるタイプです。

一方の僕は、自由が大好き。
白紙の状態からアイデアを広げていくような、
どちらかといえば「思いつきでやっちゃおう!」派です。

正直、最初の頃は毎日のように驚きがありました。
「えっ!?そこで怒るの!?」
「うわ、それって今すぐ決めなきゃダメ!?」
「そんなこと考えてたの!?」
っていう、小さな衝撃の連続です(笑)

でも、ケンカになることって実はあんまりなくて。
その都度、ちゃんと話し合ってきたんですよね。

話せば話すほど、見えてきた“違いの奥の価値観”

僕たちは、お互いの違いに直面するたびに
「なんでそう思うの?」って聞いてきました。
「どうしてそれが大事だと思うの?」って。
するとね、ちゃんと理由があるんです。

「そこまでしないと愛情感じない」とか
「挽回できるから大した問題じゃない」とか。

その理由を聞くと、「ああ、なるほどね」って思うんです。
自分と違うってだけで否定するんじゃなくて、
違うからその違いを楽しめる。

その視点持ってなかったわ…って、
新しい発見の連続なんです。

もちろん、話し合いはエネルギーがいります。

「どう伝えれば伝わるかな」とか、
「これ、言い方間違えると傷つけちゃうな」とか、
頭を使う場面も多い。

でも、それでも話し合ってきたからこそ、
「あ、また価値観ズレてるかも」って時に、
お互い楽しみながら調整できるようになってきたんです。

大事なのは、奥にある“コアな価値観”

表面的な「好き嫌い」や「進め方のスタイル」は違っても、
人生における“コアな価値観”が同じなら、うまくいく。

僕たちの場合は「人生は成長なんぼ」とか、
「人生一回しかないから楽しもう」とか、
そういう価値観が共通しているんです。

だからこそ、違いがあることで
むしろ新しい角度から刺激をもらえるし、
自分の世界がもっと広がっていく感じがあるんですよね。

「価値観が違うからムリ」って、ホント?

僕は、「価値観が違うから別れる」っていう言葉を聞くたびに、

「話し合う余地はなかったのかな?」
「“違い”の楽しさを味わう余裕がなかったのかな?」
って思ってしまいます。

もちろん、絶対に受け入れられない価値観もあります。

暴力を容認するとか、人を見下すような考え方とか、
そういう部分は話し合い以前の問題です。

でも、ただ「仕事に対するスタンスが違う」とか、
「休日の過ごし方が合わない」とか、
そういうことで終わってしまうのは、すごくもったいない。

価値観の違いは、乗り越えるものじゃなくて、
一緒に楽しんでいくものなんです。

最強におもろいパートナーシップは、
“違い”から生まれる

違うからこそ、驚きがある。
違うからこそ、学びがある。
違うからこそ、一人じゃ届かない景色が見える。

深いところで大事にしている“価値観”が同じなら、
表面的な“違い”はそのままでも、
最強におもろいパートナーシップ築けるんじゃね?って思うんです。

僕はこれからも、妻との“違い”を味わいながら、
笑って、時にはぶつかって、でもちゃんと話して、
二人だけのパートナーシップを育てていきたいと思っています。

そして、子どもたちにもこの
「違いを楽しむ関係のつくり方」を
伝えていけたら最高だな、って。

さいごに。

もし今、「この人、なんか合わないかも…」って
感じている人がいたら、

その“違和感”を、すぐに
「相性の悪さ」と決めつけないでほしい。

その違いの奥には、
きっと何か新しい発見があるはずです。

違いを楽しめる関係って、ほんとに最強なんですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です